家づくりのヒント

集成材の信頼度①

集成材の信頼度①

日本の注文住宅の多くは集成材が使われています。
強くて割れやすい、耐久性があると言われていた集成材、この評価が大きく揺らいでいます。
集成材が抱えるいくつかの問題点は、

1、
木材を貼り合わせる接着剤に体に有害なパラホルムアルデヒトを使用すること。
現在シックハウス症候群が問題になっていますが、これは接着剤に含まれるホルムアルデヒトなどの揮発性化合物が原因の病気と言われています。
具体的にはどのような症状が起きるのかというと、頭痛、吐き気、めまい、アトピー性皮膚炎、喘息、視覚障害など人によって症状はさまざまなのですが、普通の人ならなんともない匂いやタバコの煙などにも過敏にアレルギー反応を起こし、社会生活も難しくなってしまう場合もあります。
こんな病気が発生してしまった重大な原因のひとつには、化学物質を多量に含む建材を使用したことや、そうしたものを多く使用した生活空間の高気密化注文住宅が増え、化学物質が室内中に溜まって、逃げ場がなくなってしまったことです。

原因の化学物質は接着剤に含まれるホルムアルデヒロ、溶剤に含まれるトルエン、キシレンなど代表的なものがあります。
よく耳にするホルムアルデヒトですが、これはホルマリンのことです。
理科の実験室などによくある標本などをつけておく液体ですが強い殺菌、防腐作用があります。
それ揮発して帰化したものがホルムアルデヒトなのです。
身体に良い訳がないのが一目瞭然です。さらに恐い事には大人に比べ子供は化学物質の影響をより強く受けてしまうことがわかってきました。
3~15歳の子供には大人の3倍以上、胎児や2歳までの乳幼児には大人の10倍以上のリスクがあるそうです。

数年前までは建材に使われている接着剤がシックハウス症候群を起こすということはまったく予想もできなかったことです。
また、環境ホルモンも最近では問題となっていますが、溶けだした化学物質が生殖器に影響を与えるということも考えられなかったのです。
このように問題ないとされている化学物質が今後40年、60年、80年のうちわたしたちの身体にどのような影響を与えるかはまったくわからないのです。