家づくりのヒント

地震対策の方法

地震対策の方法

地震に強い家をつくるには三つの工法があります。
その工法とは免震、耐震、制震です。
各言葉の説明をイメージで例えます。
例えば電車に乗っているとします。

免震とはローラースケートを履いて電車に乗っていると揺れを感じることなく立っていられることができます。
これは免震構造です。

耐震とは堅く踏ん張って脚を広げ電車の揺れに耐えています。
吊皮にはぶらさがっていません。
揺れに耐える為にもっと身体を傾けます。
建物の場合で言えば、筋交いを大量に入れ、金物を入れ、揺れに耐えていくのが耐震構造です。
大部分の木造注文住宅はこのようにして建っています。
この為、地震波は内部に伝わり、家具が転倒する事態が起きています。
耐震構造の場合、余震は100回以上もくることもあるのです。
1回目の揺れでひびが入ったり、釘が緩んでしまっていると2回目以降の揺れで倒壊しやすいのです。

制震の揺れを電車に乗っていることで例えます。
実際の人間は筋肉バランスを取りながら立っています。
脚を広げ、膝をやや曲げて、バネを効かせながら立っています。
中国の気功整体のような姿勢です。そうすると転倒しにくいからです。
この状態が制震構造です。
これは建物に制震装置を入れます。
ショックアブソーバーのような動きをします。
まるで筋肉が揺れを逃がすような役割をしてくれます。
耐震構造に比べると繰り返し揺れがきても建物は壊れにくくなります。
複数装着した制震ダンバーの働きによって建物全体の揺れを制御します。